AI研究開発

技術・人間中心型ラボ（THOR Lab）は、ベトナム中部ダナン市に拠点を置く最先端の応用AI研究開発ラボです。2020年半ばにD-SOFT JSCによって設立された当ラボのビジョンは、最新のテクノロジーとソフトウェアソリューション業界のニーズが融合する近代的な研究開発拠点を構築することにあります。D-Soft社の製品開発だけではなく、顧客要件にも対応するため、ソフトウェア開発プロセスにAIを統合した高品質な研究開発に注力しています。

このプロジェクトは、スーパーマーケットにおける顧客行動を分析できる AIカメラシステムのPoC（概念実証） を開発することを目的としています。 システムは以下の3つのモジュールで構成されています： + クラウド側のWebアプリケーション AIカメラから検出結果を受信し、ダッシュボード上で可視化します。 + AIカメラに組み込まれたAIエンジン エッジ側で顧客を検出するアプリケーションで、人物検出モデル、姿勢推定モデルを統合し、顧客の行動を検知します。 + モバイルアプリケーション 不審な行動が検知された際に、Webアプリからの警告通知をリアルタイムで受信します。これは犯罪防止などのセキュリティ目的で利用されます。

本プロジェクトは、録画された動画ファイルを用いてスーパーマーケットにおける顧客行動をオフラインで分析可能なPoCアプリケーションを開発するものです。 このアプリケーションにより、店舗オーナーは顧客が日々どの商品に注目・接触しているかを把握し、店舗レイアウトを改善して生産性向上および顧客満足度の向上につなげることができます。 アプリケーションには、複数の動画ファイルを同時にインポート可能なコアエンジンが搭載されており、動画内の顧客とその手の位置を検出するとともに、任意の商品に対する「接触あり/なし」の状態をCSVファイルに出力します。 さらに、検出された人物が顧客か店舗スタッフかを判別する「従業員/顧客分類エンジン」も搭載しています。

本プロジェクトは、録画された動画ファイルを用いて駅構内における顧客行動（乗車券利用状況追跡、乗客数カウント）をオフラインで分析可能なPoCアプリケーションを開発するものです。 アプリケーションには、複数の動画ファイルを同時にインポート可能なコアエンジンが棟されており、以下の機能をサポートします。 ・改札を通過するすべての乗客の乗車券利用状況の確認 ・駅への乗降客数のカウント ・列車接近危険区域における乗客の追跡（緊急時には駅員への警報発令）

本プロジェクトは、録画された動画ファイルを用いて小規模飲食店の顧客行動をオフラインで分析可能なPoCアプリケーションを開発するものです。 このアプリケーションにより、店舗オーナーは店内の各座席の状況（空席、注文中、待機中、食事中など）を把握でき、状況に応じたサービスを迅速かつ適切に提供することが可能になります。